ごあいさつ

「ことつむぎ」について

「ことつむぎ」は、すべての子供たちの学びの場を広げることを基本理念とし、2016年に設立しました。主に西東京市を中心とした東京都全域で活動を行っています。

課題をもつお子様にも同じように明るい未来を

ここ数年「発達障害」というキーワードが聞かれるようになりました。
発達障害は一定の割合の子供にいるとされており、症状として顕著な子供から症状として目立たない子供まで様々です。
また人や性質、学校環境、家庭環境などの違いは様々で、成長の過程で左右されることもあるかと思います。

考えてみると人生およそ80年ある中、貴重な短い成長期における子供の環境が大人になったときに与える影響は小さくありません。
そしてその短い成長期の間、つまづきを抱えた子供が自信を無くしてしまうことが、そこから先の長い人生を左右する可能性もあるのです。

そういった困難に対する医療研究は進んでおり、小さなときの困難や苦手意識を早期に把握し、医師や専門機関の適切な診断のもと、学校教育や家庭内での日常の取り組みで課題を解消していくことが重要です。
私たちでは新しい教育の可能性をもつ情報技術による支援で、子供たちの抱える苦手意識を軽減し、成長期に感じる課題を解消していく技術支援研究を行うことを目指していきます。

ICT教育・学習とともに育む人間性

2020年初等教育の学習指導要領において、プログラミング学習が必修化されようとしています。
プログラミングが教育の場で必要であるか、必要ではないか、という議論がよくなされるのを耳にします。
さて、その中で、プログラミング学習とは、その技能を鍛えることを期待しているのでしょうか。もし技能を習得するだけが目的であれば、プログラミング学習は必要ないかと思います。

プログラミングは実はその技能はもとより、
・要求を理解し形にする能力
・物事を整理し計画する能力
・論理的に物事を考え解決する能力
・他者とコミュニケーションをもって完遂させる能力
といった、大人になるにあたって育てなくてはいけない人間性の面で注目がなされているのです。

私たちでは長年ソフトウェア開発を行ってきたノウハウから、プログラミングにおける重要な要素を子供たちに伝えていくことを使命としています。
もちろん、先に触れました課題をもつお子様にも、同じようにこの学びの機会は存在しています。お子様の楽しみ・自信につながり、さらに大人となったときにその経験がきっと、大きな力となっていただけると信じています。

将来を担う子供たちに明るい未来がありますように、一つでも多くのことを伝えていけるよう、全力を尽くしていきたいと思います。

ことつむぎ 代表 ご紹介
小学校3年生頃にパソコンに興味を持ち、本による独学でBASIC言語を習得しました。6年生時に8bitパソコンの草分けであったPC-8801シリーズを使い、グラフィック・ゲーム作成などに没頭するという、当時は変わった子供でした。
大学時代には工学部において、当時はしりであった三次元CGをテーマに研究を行いました。社会人になり工業設備の電装設計に携わり、その経験を活かし大手制御・計測器メーカーにソフトウェアエンジニアとして転職。学生時10年/社会人20年、創成期から現在までパソコンの世界とともに歩んでまいりました。
子供を持つようになりいろんなお子様とかかわる機会があり、ふと自分の持っている技能が子供たち、とくに課題を感じて困っているお子様の役に立てることがないか、と思い立ち、個人的に学習支援・知育ソフトウェアを作成するようになりました。その中で、学校現場・行政機関などでも同じような取り組みをされているということを知り、関係者のご紹介をいただいたり、助言をいただいたりしながら、少しでも役立てることがないかと日々考えております。
また近い取り組みとして、自身のもつプログラミングに関する技能・経験を、情報化が当たり前となっている今の時代を生きていくお子様に伝え残すことができないかと思い、プログラミング教室の運営をはじめました。
たくさんのお子様が楽しく学んでいけること、目標・希望をもち同じように学びの機会をもてることを、ひとつひとつ紡いでいく、そんな手助けができるよう、一緒に成長し取り組んでいきたいと思います。
■代表プロフィール:
富山県出身 西東京市在住   家族:妻・子供2人
プログラミング言語:C/C++,C#,BASIC,VB,HTML,JavaScript,Java,PHP,Scratch,ラダー 他

組織概要

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